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知って得する昆布の秘密
昆布の上手な使い方
これまで、味覚は「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」の4種が基本だということが国際的にも長い間定説となっていました。1908年に当時東京帝国大学教授であった池田菊苗氏が「旨味」を発見し、5つの味を提唱しました。1980年代になってようやく4基本味説では味覚を論ずることが不可能なことに気づき、旨味が基本味として国際的に認定されました。そして今では「Umami」として世界で通用する言葉となっています。
昆布の旨味成分であるグルタミン酸は動物性旨味成分のイノシン酸と混ぜると旨味が7倍になると言われています。昆布の旨味を正しく抽出すれば、余分な塩分を加えなくともおいしい料理が作れます。

○ダシの取り方 ○ダシをとった後の昆布は…
よろこんぶ倶楽部キャラクター
昆布の旨味の
グルタミン酸は
日本人が発見したんだ!
ダシの取り方
■一番だし
昆布とかつお節の最もおいしい部分だけをとったダシ。昆布のグルタミン酸とかつおのイノシン酸の旨味が増す。すまし汁や上品な味噌汁に。
昆布をさっと拭く 1.昆布の表面を固く絞ったぬれ布巾でさっとふく。
水で洗うと旨味が逃げてしまうので絶対にしてはいけない。
昆布は水から入れる 2.水をはった鍋に昆布を入れ、5〜10分、
時間のある時は30分〜1時間置く。
沸騰直前に昆布を上げる 3.中火にかけ、沸騰直前になったら箸で昆布の固さを確認する。
爪が立つようであれば昆布を引き上げる。
まだ昆布が固いようなら少量の水をさして沸騰を遅らせる。
沸騰させてはいけない。
かつお節を加えてひと煮立ち 4.煮立ったら、いったん火を弱めてかつお節を加え、
ひと煮立ちしたら火を止める。
塩をひとつまみ 5.かつお節をすくい上げ、塩をひとつまみ加える。
(グルタミン酸とイノシン酸の旨味が分離するのを防ぐ)
こす 6.ペーパータオルかふきんでこす。
しぼらないで自然に切れるのを待つ。
■二番だし
一番だしで使った材料の残りの旨味を弱火にかけてゆっくり引き出したものです。みそ汁や煮物のだしなどに。
  • 鍋に一番だしを取った後の昆布と鰹節を入れ、水が沸騰するまで強火にかける。
  • 沸騰したら弱火にして10分間煮る。
  • 少量の鰹節を加え、火を止める。
  • あくを取り除き、鰹節が沈んだらペーパータオルかふきんでこす。
  • 軽く搾る。
■昆布だし
かつおの風味が邪魔になる場合にとるダシ。魚や貝の汁物や親子丼などに。
  • 昆布の表面を固く絞ったぬれ布巾でさっとふく。
    水で洗うと旨味が逃げてしまうので絶対にしてはいけない。
  • 夏期は2〜3時間、冬期は4〜5時間程水に浸しておく。
  • 昆布を取り出す。
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ダシをとったあとの昆布は…
ダシをとっただけでは昆布の栄養が充分に摂れたとは言えません。カルシウムや鉄分、抗アレルギー成分など水に溶けにくい物質も多くあります。ダシをとった後の昆布は捨てずに、揚げたり佃煮にするなどして食べるようにしましょう。

■昆布のかき揚げ
細かく刻んで野菜やいりこなどと一緒にかき揚げにします。

■昆布の漬け物
にんじんなどの野菜と昆布をそれぞれ千切りにして、酢醤油に1日漬け込みます。

■昆布のみそ漬
水分をふき取ってから味噌の中に漬け込むと、1週間ほどでおいしく食べられます。味噌自体の味もよくなります。

■昆布のさっと煮
昆布にしょう油、お酒、砂糖を加え、サッと煮るだけです。

■昆布のふりかけ
手で良く絞って汁気を取り、細かく刻んで白ゴマ・砂糖を加えて混ぜます。

■昆布の佃煮
昆布をせん切りにし、たっぷりのお湯で1時間くらい弱火でコトコト煮ます。柔らかくなったら醤油、酒、砂糖を加えてさらに煮詰めます。

■昆布の甘辛炒め
醤油、みりん、七味唐辛子で甘辛く炒めます。

ホームページ『よろこんぶ倶楽部』は、昆布をキーワードに美と健康を目指す有限会社昌永が主催しています。